SmartNewsってどんな会社?評判から仕事内容、採用情報、年収、待遇まで徹底研究!

今回はSmartNewsを徹底解剖します!

SmartNewsといえばニュースアプリですが、Yahoo!ニュース、Googleニュース、グノシーなど、ニュースアプリは大手企業も参入しているレッドオーシャン。

そんな中、ベンチャーであるSmartNewsの今後の展望から社員の待遇まで、詳しく見ていきます。

ただし、現時点でSmartNewsは新卒採用を行っていません。SmartNewsはベンチャーなので、新卒を育てるのではなく、即戦力を獲得し急成長を目指しています。

といっても転職市場では非常に人気のSmartNews。いずれセカンドキャリアとして就職を検討している方、ニュースアプリやベンチャーの業界研究をしている方、是非参考にしてみてください。

SmartNewsはスタートアップ

まず第一に、SmartNewsはスタートアップ企業です。

SmartNewsの規模はスタートアップの中ではかなり大きい方で、2022年1月時点で国内第2位、評価額1,000億円を超えるユニコーンです。

国内スタートアップ評価額ランキング(2022年1月) Startup DBより引用

スタートアップ企業とは、ベンチャーキャピタルや事業会社から資金調達し、短期間で市場拡大と急成長を目指すテック企業のことを指します。諸説はありますが、ベンチャー企業とスタートアップ企業はよく混同されたり誤解されたりしているので気をつけてください。

スタートアップ企業は、金融機関から資金調達をして事業をしている側面から、事業として起動に乗せることと同時に、売却時の価値を上げることに非常に注力し経営されます。

そのため、目先の収支よりも、中長期的な成長、マーケットシェア、(一時の売上ではなく)売上増加率、といったファクターが重視されます。

現時点で新卒採用をしていないというのは、新卒を採用して育てていくという長期スパンではなく、短期スパンで成果を上げていきたいという経営姿勢の現れと見ることができます。

そのため、仕事においては業績のプレッシャーや、個々の社員の専門性というものが重視されます。

アメリカ市場に注力

SmartNewsは日本のスタートアップですが、新たな成長戦略としてアメリカ市場に注力しています。

というのも、ニュースアプリは、ユーザーは一度使い始めると簡単に別のアプリに乗り換えないという傾向があります。Yahoo!ニュースを見ている人は、ずーっとYahoo!ニュースを見ていますしね。

人口減少に入っている日本において、新たなユーザー獲得はあまり見込めません。

一方でアメリカの場合はSmartNewsが訴求できる事業領域は割と多く、規模も違うので、アメリカの一部のユーザーだけでも日本のユーザーを超えるくらいのポテンシャルを秘めています。すでに、サンフランシスコとニューヨークに支社を構え、市場シェアの拡大に取り組んでいます。

それもあって、社内公用語は英語です。

業績へのプレッシャーは大きい

スタートアップであるが故に、投資家からの業績へのプレッシャーは大きいです。

そのため、四半期毎に目標を設定し、それを達成するために日々研鑽しているような職場です。業績目標とは、たとえばユーザーの獲得数やユーザーの単価などですが、それらをどうやって向上させるのか、次の目標に届くためには何をすべきなのか、日々考え仕事に取り組むような雰囲気です。

社員の志向としては、安定して長く働きたい人、短期間でも頑張って給料を上げたい人、どちらでもやっていける職場ではありますが、会社の事業目標に沿って頑張って行こうという雰囲気は強いようです。

したがって、事業インパクトの大きな機能をリリースすることに注力されがちで、エンジニアですとシステムの改善やコードのリファクタリングなども業務にはなりますが、売上や利益に直結しない活動は後回しにされがちです。

年収や待遇は良く、入社難易度は高い

SmartNewsの選考難易度はGoogleほどではないものの、Indeed等とあまり変わらないくらい難易度が高いです。PayPayやメリカリよりも入社難易度は高いと言われています。

面接の内容も、日系企業でよくあるような、やる気や適正を確認する抽象的な内容ではなく、その場でコードを書いたり、複雑な推定を行ったり、求職者の地頭やエンジニアとしての経験、実力を直接確かめるような内容になっています。

逆に辞める人は、大手ですとIndeedやGoogle、Amazonなどに転職していくようです。

SmartNewsはベンチャーでありながら給料も高く、ストックオプションなど従業員へ給料以外のインセンティブも配っています。そのため、待遇をトータルで考えると周辺のベンチャーよりも恵まれていることが多く、それがハードルとなって、待遇を落とさないためにはGoogleやAmazonなどSmartNews以上の給料をもらえる会社に転職する必要があります。が、そういった会社は数えるほどしかありません。

実際の年収では、経験年数6-7年で中央値で1,000万円は超えてくるようですが、スキルや実績によるばらつきも大きいため、高年収も狙えます(参考)。また、比較的それは現実的な選択肢です。たとえばGoogleは今から入社してエンジニアリングマネージャーになることは極めて困難であると想像がつきます。その点、SmartNewsはまだ上場前のベンチャーであり、運と実力によって重要なポストに就くことも不可能ではないかもしれません。

まとめ(入社難易度は高いが、会社の伸びしろは大きい!)

いかがでしょうか?

新卒採用をしていないSmartNewsですが、たとえば新卒を積極的に採用しているLINEなどで経験を積み、会社の成長を期待しながらセカンドキャリアとして入ることを狙うのであれば、悪くない選択肢だと思います。

ビジネスモデルとしても、SmartNewsはメディアであるため、ユーザーを集めてから広告等の収益を刈り取るモデルです。成長段階の現在、収益を拡大し社員に還元していくのはまだこれからのようです(今の給料でも十分高いですが)。Googleを見ればわかるように、広告モデルは非常に収益性が高いモデルです。会社の伸びしろとしては十分大きいと感じます。

社内のプレッシャーは強めですが、それは会社の成長期待の裏返しでもあります。日本では数少ないユニコーン企業であり、自分のキャリアにおいて貴重な経験になるでしょう。

同じインターネットサービス企業で新卒採用に積極的なLINEについては以下をご覧ください。

LINEってどんな会社?評判から仕事内容、採用情報、年収、待遇まで徹底研究!

皆さんこんにちは。 今回はもはや生活必需品となっているチャットアプリ「LINE」でお馴染み、LINE株式会社を研究します。 LINEは新卒採用も行っています!LINEで働くとど…