NTTデータってどんな会社?評判から仕事内容、採用情報、年収、待遇まで徹底研究!
今回はNTTデータを徹底研究します。
ITコンサル、SIer志望の就活生には大人気のNTTデータ。給与水準も高く、NTTグループの一社として経営体制も雇用も安定しており、文系、理系、大学ランク問わず幅広い学生から注目を集めています。
そんなNTTデータは一体どんな会社なのか?深く分析していきます。
是非ご自身の企業分析に役立ててみてください。
NTTデータってどんな会社?
SIer of SIers
NTTデータを一言で表現すると「SIer of SIers」。最初の小見出しは非常に迷いましたが、これにすることにしました。
NTTデータは顧客個別のニーズに合わせたシステム開発を長年行ってきた会社です。汎用的なサービスやパッケージ開発も行っているようですが、事業方針としても売上比率としても、メイン事業はとにかく個社に合わせたSI開発となります。
クライアントは大企業が中心で、たとえば官公庁や金融業界など、規模の大きなシステム開発を担っています。大企業は業務の小回りもきかないため、パッケージに業務を合わせるというよりは「お金は出すからやりたいようにしたい」というニーズが従来より強く、SI開発が主流でした。そして、数年毎にそれらのリプレースがやってくるので、その都度システムのメンテナンスや追加開発などを行うことで、クライアントと長い関係を築いていくビジネスモデルです。
海外にIT子会社を持つ
NTTデータは海外の売上比率も大きく、現在で約1/3となります。海外案件はM&Aが中心で、買収後IT子会社として連結売上に貢献しています。その意味では、ITソリューションというよりは投資に近いですね。
ただし、海外の子会社は買収したのは良いものの、その後シナジーが発揮できていないというのが長年の課題のようです。海外グループの従業員数は9万人を超え、国内よりも圧倒的に大きな規模にはなっていますので、海外のノウハウなどを取り込んで国内でも展開していきたいとは考えているようです。
タイムマシンビジネス
顧客個別のニーズに合わせたシステム開発といえど、同じ規模の会社や同じ業界の会社であれば、ニーズは大方似通ってきます。
NTTデータは、ある会社で構築したノウハウを他社に展開していくこと、それを超大規模で行うことで、生産性を高めています。スクラッチで要件定義して開発するよりも大幅に時間短縮できることから、タイムマシンビジネスと呼ばれたりします。これを世界で展開できるグローバル企業を目指しています。
合同会社による経営の安定化
技術革新の凄まじいIT業界でこれだけ経営が安定しているのには秘密があります。
NTTデータは事業会社とのジョインベンチャーや合同会社の設立事例が非常に多いです。たとえば、三菱重工やキリンといった大手企業と提携し、IT子会社を作り、事業会社のIT部門をそのまま移管し、クライアントの開発案件をそのまま受託しています。NTTデータにとっては営業せずとも受注が安定する、事業会社にとっては社内にない技術やノウハウを獲得できるという意味でWin-Winとなります。
子会社によっては、役員の天下り先になったり、あまり良い使われ方をしていない箱もあるようですが、そこはNTTグループですし、日本の世の常とご理解ください(汗)。
官公庁の巨大案件
NTTデータは官公庁系の仕事も多いです。たとえば電子納税システム(e-Tax)はNTTデータのサービスです。もちろん国税庁だけでなく総務省、金融庁、その他様々な組織のシステムを開発しています。
ルールを決める官公庁のシステムを作っているわけですから、それを利用する民間企業の案件も多く受託できることになります。名前を聞いたことのある大企業のシステムには、最低でも一枚かんでるのではないでしょうか。
また同じNTTグループでは、例えばJRですと東西両方ありますし、NTTグループの案件だけでも相当な規模になります。通信ですと、NTTドコモの案件を先にやったので、その後に参入してきたKDDIやソフトバンクの案件にも少なからずかんでいることになります。金融も同じで、金融庁の案件をしたあとはその他の民間の金融機関の案件も横展開で取り込んでいます。
以上のような形で、官公庁系のグループにおけるシステム開発の第一人者として獲得したノウハウを他社に展開し、大規模な案件をどんどん受託しているのがNTTデータです。
複雑で高可用性の求められるシステム開発に強み
NTTデータといえど得意不得意はあります。特に最近ではクライアント企業にもIT部門を整えたり、自社開発を推進している企業も多いです。
NTTデータはフロントエンド中心のスピード重視の案件は苦手です。たとえば、何かのアンケートシステムを構築するとなった場合、インターネット経由でデータを入力してもらってデータベースに格納するだけのシステムは、単価の問題もありNTTデータに発注すると高くついてしまうでしょう。
一方で、大量のデータが流れたり、常に動き続ける基盤を整えないといけないといった事業のクリティカリティの高いシステムを構築する場合には、NTTデータのノウハウがいきることになります。
NTTデータの組織、社風
大きな縦割り組織
NTTデータの組織には主に法人、金融、社会基盤、海外という枠があり、圧倒的な壁として分割されています。この部門レベルをまたいだ交流は研修や部活動くらいしかないので、それぞれが独立したビジネスユニットとなっています。そのため、全社として風通しが良いとはあまり言えないです。
そんなこともあり、横串でのノウハウ共有はそこまでされていないようです。実務上、例えばクライアントからDXをやりたいと言われたら、社内でDXをやった事例等を探しに行くわけですが、上記のビジネスユニットをまたぐとセキュリティの問題で顧客情報は出せないとか、かといってソリューションの部分だけ抽出して公開できるようにもなっていないため、社内ノウハウが十分に活用されていないのが現状です。
中には個人的な付き合いとして横のつながりを持っている人もいますが、一緒に仕事をすることもなければ、働き方も働く場所もそれぞれで、都内各所に散らばっているイメージです。ですので、部署名を聞いても何をやっているのか全くわからないというケースもざらのようです。
人と人のコミュニケーションを重視
組織は大きいですが、個人としては、組織を担いで縄張り争いをしたり、上の人が下の人にこうしろと一方的に命令したりすることはあまりなく、人と人のコミュニケーションを大切にするカルチャーです。
マネジメントはしっかりマネジメントすることが仕事だと認識しているような雰囲気で、会社全体として人をビジネスのコアなリソースだと考えている風潮は強いようです。逆にNTTデータはハードウェアも強いパッケージも持ち合わせていないため、人にどう働いてもらうかという面をケアしながらプロジェクトを進めるという傾向が強いです。
そのため、真面目で人当たりの良い人が多いと言われたりします。
オフィスの雰囲気は部門により「まちまち」
NTTデータは縦割り組織ですので、会社の雰囲気は部署によって様々です。NTTデータだからというより、クライアントによって雰囲気が決まると言って良いでしょう。隣の部署より、同じクライアントの対応をしている他社の方が雰囲気が似ている、といったこともしばしばです。
部署の雰囲気に影響するのは、その部署の年齢構成です。たとえば金融系の部署であれば年齢層が高くなりがちで、マネージャー層が動かないことが多いので、雰囲気もトップダウンだったり、硬直化しやすいです。公共系は、やはりクライアントである官公庁との関係性が重要になってきますので、年功序列のカルチャーが強いです。一方で、若い人が多い部署であれば、人の入れ替わりも多く活気があるといったこともあります。
部署が異なると雰囲気が違うだけでなく、出世のスピードにも影響してきます。例えば年齢層の高い部署であればマネージャー層がつまっているわけですから昇進が遅くなりがちです。また、クライアントが大手で金払いが良ければ、それだけプロジェクト収支が良くなり評価されやすいということも起きます。NTTデータに入社した場合は、どの部署に配属されるかによってその後のキャリアは大きく異なってきます。
その点、最も出世に有利なのは、お金があって若い人が多い部署です。雰囲気などは一概にこうとも言い切れないので、OB訪問などで実際に確認してみてください。
NTTデータの強み、弱み、展望
強み①盤石な顧客基盤
NTTデータの強みを端的に表現すると、盤石な顧客基盤があることです。
SIビジネスは、一度受託すると開発して納品して終わりになることはなく、多くの場合はその後の運用や仕様変更なども対応していくことになります。そのため、顧客基盤が安定していることは、そこから継続的に利益が上がるということになります。
強み②官公庁の案件が多い
官公庁の案件を多くやっているのも強みです。というのも、官公庁のシステムは国家の運営のために決して止められないものであり、国としてNTTデータは潰せないということになります。他にも、NECや日立など歴史的に国営の案件を多くやっているSIerもありますが、彼らも同様の特徴はあります。
強み③潤沢なリソース
NTTデータは日本のSIerとしては最大級であり、かなり多くの社員が働いています。プロジェクトによっては大変なプロジェクトも数年に1度くらいは発生するわけですが、ここで社員が多ければ招集して人海戦術で解決するという選択肢があるのがNTTデータです。中には、厳しいプロジェクトを渡り歩く、火消し専門部隊と呼ばれる人たちもいるようです。
弱み①小さな案件は受けられない
NTTデータは受注できる案件のハードルが高めです。SIerでは通常、案件を受注する前に社内で判定会議を行い、収支やプロジェクトリスクなどを評価した上で決定するといったことが行われますが、NTTデータは受ける案件のリスクをシビアにチェックしています。
そのため、スモールビジネスでスタートするといった先が見えない案件や、低予算で簡易に作って欲しい、信頼性がなくても早く動けば良いといった案件は受注できない構造です。
これはプロジェクトの失敗を減らすという意味では良いですが、新しい領域を増やして行ったり、社内に新しいノウハウを構築したり、一気通貫でできる社員が育たないという意味ではネガティブに働くこともあるでしょう。
弱み②社内のノウハウ共有がイマイチ
NTTデータは大企業ですのでプロジェクト事例は沢山ありますが、先に述べた通り部門を跨いだ情報共有が十分にされていないのが弱みです。
会社によっては、各部のプロジェクトノウハウをしっかり取りまとめて配布する専任者を置いているような組織もあります。その点、NTTデータは部門が縦割りな分、ノウハウの構築は遅いです。
弱み③事業部ごとなくなるリスク
NTTデータはクライアントの規模も大きいため、クライアントごとに一つの事業部が立つくらいの規模です。すると、もしそのクライアントとの契約が終わってしまうと、その事業部はまるごと解散ということになってしまいます。解散したとしても受け皿はあるのでしょうが、特定のクライアントに関して知識をつけていった人がその後どのようなキャリアを描くことになるのか、疑問が残ります。
展望①DXの推進
世間と同じくNTTデータでもクライアントのDXを推進する方針のようです。ここでNTTデータの言うDXとは、結局のところ現在の顧客基盤をより強固なものにしていく手段のように感じ取れます。
というのも、NTTデータのメインビジネスはSIで、顧客固有の環境にシステムを構築しています。ここでDXを進めようとすると、データをクラウドの分析基盤に持って行ったり、AIその他先端のクラウドソリューションと既存の仕組みをマッシュアップするためには、いずれにしても現行システムのリプレースやクラウド移行が必要になります。このステップだけでも大型案件になります。
クライアント側としても、先端技術には興味がありますし、多くの大企業は新規ビジネスを立ち上げていきたいという外的な圧力があります。しかし、現行のレガシーシステムをなんとかしなければ何も始まりません。
ということで、NTTデータのDXとは、結局のところ現行のSIビジネスの延長でしかないと解釈していますが、これを推進することでクライアントの事業への関わりを高め、リレーションシップをより強固なものとしていくという戦略と思われます。
NTTデータの仕事内容
NTTデータの募集職種と仕事内容の関係性に触れておきましょう。
NTTデータの新卒採用ページを見ると、募集職種は以下の6つとなっています。
- SE(システムエンジニア)
顧客のビジネスを鑑みた要件定義とシステム設計・構築、顧客課題の発見・解決 - コンサル
顧客の経営・事業・業務等の課題にする、問題解決策の提供や第三者視点での意思決定支援 - 営業
システムやサービスなどの企画・立案、受注、販売および新規ビジネスの企画 - R&D(研究開発職)
新技術を核にしたソリューション、新サービスの開発、事業化など - ファシリティマネジメント(建築系、電力系)
システムに関連する建物や電源・空調・情報通信設備などの総合管理業務 - スタッフ(法務・財務・人事等)
企業法務やコーポレートファイナンスなどの専門業務
特殊なのは、ファシリティマネジメントとスタッフです。これらはこれまで述べてきたクライントに対するシステムインテグレーションとは異なる仕事になります。
しかし、その他の仕事はほぼ「営業兼SE」と考えて良いと思います。
R&Dは研究開発なので、営業やSEとは全く違うのではないか?と思われるかもしれません。確かに、常にクライアントと折衝している営業やSEに比べると、先端技術に触れる時間や業務の内容は多少異なる可能性があります。しかしながら、SIerにおけるR&Dはクライアントに提案できなければお金にならないため、結局のところ開発ばかりしていたり事業部と明確な線引がないようなケースが非常に多いです。志望する人は、本当に自分のイメージしているR&Dなのか、OB訪問などで明確に確認しておきましょう。
また、その他のSE、コンサル、営業ですが、これらの線引もまた難しいです。通常、新卒で入社するとまずは現行システムの保守等を通してシステム開発の基本を学んでいくことが多いでしょう。これはまさにSEの仕事です。しかし入社後4~5年も経てば、自分が主担当となってクライアントと折衝したり、システム提案をする機会もあるでしょう。これは、営業であり、コンサルです。
コンサルの職種ではITを全くやらない案件もあるでしょうし、そういったものは技術者でありものづくりを行うSEとは違うものになりますが、実際のところ、他のコンサルティングファームですらSIerと同じようなシステム開発やプロジェクト支援の仕事が多いので、NTTデータのコンサルもはたしてどのくらい「コンサル」なのか、不明です。こちらも、コンサル志望の人は明確に確認しましょう。
営業については、SEとは別に営業のみの専属部隊もいるようですが、システムの営業をする以上、SEスキルが不要なわけではありません。ベンチャーや事業会社の営業とは異質なものであると考えておいた方が良いでしょう。
まとめると、NTTデータの仕事は「ほぼSE」と考えて良いでしょう。
NTTデータの働きがいと成長機会
NTTデータの働きがいは、やはり社会的インパクトの大きなプロジェクトに関われることでしょう。公的、民間問わず、規模が大きく社会インフラとしての重要度の高いシステム開発ができる会社は限られています。「先日日経に出てたあれは自分がやった」と自慢できる機会は多いかもしれません。
また、NTTデータはやりたいことがあればやらせてもらえるカルチャーです。基本的にはアサインされた仕事を通してキャリアアップしていきますが、それだけでお腹いっぱいという感じよりは、自分なりに考えて事業の企画などもやりやすい雰囲気のようです。例えばお客さんに依頼されたのでという理由でずっとコンサルタントをしているような人もいます。これは前章で職種の区分けがあまりないと述べた実態になります。他にも、筆者の知り合いでは本を書いたり講演したりしている人もいます。
これもやはり社員の数が多いので、能力のある人は自分で選択していける環境にあるということかと思われます。また、国内外含めたグループ会社やその他の大手の協力会社も沢山いるので、一緒に何かやりましょうという機会も多いようです。
NTTデータのワークライフバランス
NTTデータのワークライフバランスは、SIerの中ではトップクラスと言って良いでしょう。
そもそもワークライフバランスが何を意味するかというところはありますが、確かにワークライフバランスという言葉が流行る前は他のIT会社並に残業は多かったようです。しかし今では基本的には残業しないで良いならしないことが奨励される雰囲気になっています。
有給消化も確実に消化しないといけないルールです。これはNTTグループとして国の方針に従っているので半ば強制となります。他にもアニバーサリー休暇があったり、10年目になったら10年目休暇みたいなものがあったり、やたら休暇が多い印象です。休もうと思えば休める環境でしょう。
打ち合わせも、18時以降に入ることはあまりないようです。ですので、18時以降は家で作業をしたいと思えば自分の裁量で早く帰宅することも容易でしょうし、逆に朝早く出社して作業することも可能なようです。
これだけ自由に仕事をして結果が出ていなかったらどうなるの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。NTTデータはこういったケースに対する考え方もしっかりしていて、基本的に人の問題と考えない思想です。つまり、ある人が結果を出せなかったのだとしたら、仕事の量が多かったのではないかとか、その人が目標を達成できる環境になっていないのではないかと考え、仕組みを見直すといった方向に目を向ける傾向が強いようです。またこういった考え方ができる人が多いのが、NTTデータの社員が転職市場で人気な理由の一つです。
したがって、全体として心理的な安全性は高いと考えられます。ただし冒頭にお話した通り、部署によって縦割りで雰囲気が異なる可能性はありますので、気になる人はOB訪問で確認しましょう。
NTTデータの入社理由と退職理由
NTTデータの入社理由は、やはり大手なので潰れないということはあるようです。実際に、官公庁の案件も多く、潰れにくい構造にはなっています。
また、研修が充実している、というのも入社理由になります。人を育てる文化です。実際に文系の学生も多く入社していますし、理系でも情報系が専門の人たちばかりではありません。採用人数も多く、色々なバックグラウンドを持った学生がいますので、自分はシステム開発の経験がないから、というのはあまり気にしなくて良いでしょう。
一方で退職する人は、キャリアアップが多いようです。前段の通り、人を大切にするカルチャーですし、業績も安定しているので、仕事において辞めざるを得ないような状況になることは稀でしょう。一方で、NTTデータに長くいると、他のSIer同様に仕事の大半がマネジメントになってくるので、もっとクリエイティブな仕事をしたい、もっと技術がやりたいといった理由で転職していく人が多いようです。
転職先企業で多いのは、AWSといったクラウドインフラの会社や、ボストンコンサルティング、アクセンチュアといったコンサルティング会社です。特にAWSはNTTデータの中でAWSを経験して転職する人が多く、卒業生会ができる程の人数が転職しているようです。
採用側からしても、NTTデータの社員はセカンドキャリアとして採りやすいということがあるようです。
NTTデータの年収と待遇
NTTデータの給料は、新卒で400万ほどのようです。そこから毎年昇給して行き、早い人で10年目ほどで課長職になり1,000万円を超えてくるようです。
また、NTTデータは家賃補助など給料以外のインセンティブも充実しています。金銭ではりませんが、人間ドックなどの補助もあります。
額面ではNRIやアクセンチュアに比べやや見劣りしますが、それでも給料は高い方ですし、福利厚生や仕事の安定性も重視したいという人にはオススメできます。
まとめ(ズバリ!NTTデータのオススメ度)
ズバリ!NTTデータを独断と偏見により評価しますと、「SIerで働きたい安定志向の人には超オススメ」です。
会社全体として、人を大事にするカルチャーは強いようです。自分のやりたいことや、あまり満足できないようなことも含めて、しっかりと上司や周りと相談しながら進めて行ける人にはとても働きやすい環境に感じるでしょう。
一方で、部署が縦割りになっているので、アサインされる仕事により身につくスキルがマチマチにはなりそうです。パフォーマンスが発揮できなくてもクビになるようなことは稀でしょうが、だからといって会社の優しさに甘えるのではなく、ある程度自分でキャリアの方向性を見極めていく必要はあるでしょう。
筆者の知り合いでもNTTデータで働く社員は非常に多いですが、確かに皆長く働いていますね。環境が良いのは間違いないでしょう。SIer志望の就活生であれば、まずエントリーしてベンチマークするのが良いと思います。
同じく大量採用でベンチマークになりやすいアクセンチュアの記事も参考にしてみてください。