面接の到着時間は何分前がベストか?

就活生の皆さん、こんにちは。就職活動はいかがでしょうか。

今回は書類選考を通過して、面接に挑もうとする方へ、面接の到着時間のマナーについてご紹介します。

書類選考を通過になった皆さん、おめでとうございます!面接に向けて面接時のマナーを必死に頭に叩き込んでいる方も多いかと思います。しかし、見落としやすいのが、面接会場への到着時間のマナーです。

時間管理は社会人の必須スキルになります。その為時間にルーズに受け取られかねない行動は、面接官の心証を悪くしてしまうのです。不安なく面接の日を迎えられるよう、予め確認しておきましょう!

面接の到着時間は何分前がベストか?

一般的に会社の入っているビルに到着するのは、10分から15分前がベストと言われています。余裕の持った会社への到着は、採用担当者から見ても好印象になりえますし、あなた自身もしっかり心を落ち着けた上で、面接に挑めますよね。オフィスビルに入っている会社の場合、お手洗いを借りて身だしなみチェックもできるでしょう。但し自社ビルを構える会社への訪問の場合は、受付へ向かう時間までは入らず、ビルの場所を確認した後は、エントランスから離れた場所で待機するようにして下さいね。

反対に、ぎりぎりの到着や時間丁度の到着は避けて下さい。開始時間ぎりぎりで時間を設定していると、数分の電車遅延などの小さなトラブルが起きた場合でも遅刻をしてしまいます。例え電車遅延のような、あなたがどうしようもなかった要因だとしても、その対策を講じていなかったあなたへの印象が下がるということもあるのです。

しかし、遅刻を避けようとして、早すぎる到着もおすすめでしません。例えば30分〜1時間ほど早く到着すると、採用担当者が他の業務をしているかもしれませんし、面接会場や控室の準備が終わっていない可能性もありますよね。特に採用担当の方は就職活動のシーズンはやることがいっぱいです。その為、早すぎる時間に到着してしまうと、「相手への配慮が出来ない学生なのだな」と思われてしまうのです。

しかし最寄駅に余裕を持って到着するのは、非常におすすめです。会社のビル近くのカフェなどで面接のイメージトレーニングや最終準備をすることもできます。もしも余裕を持って到着をしたい場合は、会社の中で待つのではなく、最寄駅付近で時間を調整するようにしましょう。

面接の受付時のポイント

受付に行く時間

受付をしてもらう、もしくは自分で行うのにベストな時間は7〜8分前と言われています。少し早いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、有人受付の場合、時間帯によっては他の訪問者で混んでいる場合もありますし、無人受付の場合、慣れない機械操作に迷うかもしれません。面接に遅刻をしないということが第一優先事項ですので、ここでも余裕を持って行動しましょう。

取次を依頼する方法

企業の中には有人の受付がある企業も、無人の受付のみの企業もあります。有人の受付がある場合は受付の方に取次を行ってもらいます。無人受付の場合はご自身で連絡をします。最近はタッチパネルで直接担当者を呼び出せるような会社も増えてきていますが、そうでなくても対応できるよう、備え付けの内線電話やインターホンがあった場合のイメージトレーニングも行っておきましょう。

「おはようございます」「こんにちは」のような時間帯にあった挨拶を行った後、受付に下記3点を伝えるようにしましょう。

  1. 採用面接で来たこと
  2. 自分の名前
  3. アポイントがある相手の部署と名前

受付の方、お電話口の方に用件を伝える場合

こんにちは。採用面接に参りました、〇〇大学の▲▲と申します。本日人事部の××様と◎時のお約束で参りました。

上記のようにしっかりと要件を伝えれば、相手の方が案内をしてくれるはずですので、相手の案内に従うようにしましょう。

受付の後

慣れない受付が終わると、少しほっとしてしまいますよね。ですが、油断は禁物です。背筋を伸ばして、案内された場所で静かに待つようにしましょう。会社に足を踏み入れた瞬間から選考は始まっているという意識のもと、気を抜かないようにして下さい。スマートフォンをいじったり、周りの学生と談笑をしてしまうのはNGですので、注意して下さい。

遅刻することがわかったときの対処法

遅刻の連絡は早めに電話が鉄則

交通トラブルで時間に間に合わなくなってしまうことや、うっかり時間を間違えて認識してしまっていたことなどは、就職活動を進めれば進めるほど起こり得るかと思います。

「少しの遅刻なら大丈夫かな」「連絡するの怖いな」という気持ちになってしまいがちですが、遅刻の場合、確実に電話で連絡を入れるようにしましょう。採用担当者よりお叱りを受けることもあるかもしれませんが、その時にあなたが真摯で誠実な対応を取れば、逆に好印象を残すこともできます。遅刻の事実を変えることはできませんから、「トラブルが起こったときやピンチの時の対応力」を見せて評価につなげるようにしましょう。

会社への到着時間が、約束時間の5分前以内になってしまう場合も、念のため担当者へ連絡するのがおすすめです。先ほどもお伝えしましたが、ぎりぎりの到着は印象が悪くなります。

連絡を行う時は、慌てず落ち着いて下記4点を簡潔に伝えるようにしましょう。

  1. 遅刻してしまうことへの謝罪
  2. 遅刻してしまう理由
  3. 到着予定時間
  4. 遅れた場合でも面接は可能かの確認(場合によっては日程を再調整することになる為)

電話連絡の例文

お世話になっております。本日▲時より、採用面接のお約束を頂戴しております××大学の✳︎✳︎と申します。採用ご担当の■■様はいらっしゃいますでしょうか。

(担当者に変わる)

お世話になっております。本日▲時より、採用面接のお約束を頂戴しております××大学の✳︎✳︎と申します。大変申し訳ないのですが、只今〇〇線が遅延しており、到着がお約束の▲時に間に合いそうにありません。現在運転は再開しておりますが、30分ほど遅れての到着になってしまいそうな状況です。本日30分遅らせていただいて、面接していただくことは可能でしょうか。せっかくお時間を頂戴していたにもかかわらず、申し訳ございません。

無事面接を行えた場合は、面接の一番初めに、遅刻に対する謝罪と調整をしていただいたことへの感謝を採用担当の方にお伝えしましょう。

面接へ行けなくなったら前日までに連絡を

万が一、面接に行けなくなってしまった場合は、そのことが分かった時点で担当の方に連絡を入れましょう。遅刻と同じように、担当者のスケジュールを再調整させることになりますので、誠実な謝罪が必要です。どんなに遅くとも前日までには連絡を入れるのがマナーです。出来るだけ早くに連絡を行い、真摯な対応で謝罪すれば、面接を再調整してくれる可能性は大いにあります。また理由によっては仕方のないことはありますが、連絡は遅ければ遅いほど、どんどん印象は悪くなります。その為、当日キャンセルは絶対にNGです。

まとめ

以上、面接会場への到着時間について解説いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

面接中のマナーと同じくらい、到着時間のマナーは大事なものです。社会人になると、時間管理能力はまず求められるスキルになります。皆さんも就職活動を行ういち社会人として、自己管理・時間管理を徹底しましょう!

また本日お伝えした時間に対する考え方は、就職活動中だけではなく、社会に出た時にも絶対に使えるものです!是非習得して下さいね!

他にも面接の前後で注意すべきポイントは沢山あります。以下の記事も是非参考にしてみてください。

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